医薬経済オンライン

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MR活動実態調査Report

診療科別のアプローチ方法を探る

147回 新時代のMR活動実態調査・SMAXデータ分析

株式会社A・M・C代表取締役社長 薬剤師 三上彰貴子

2019年2月1日号

 前回1月1日号では、診療科別MRディテール(DTL)の最近の状況について触れた。診療科によっては、MRがリソースを割けないものの、長期にわたって重要な薬剤もある。先日、筆者の周囲の医師との会話で、「長期収載品の使い方や解釈が、ベテランで昔から活躍している医師と若い医師とでは、時として異なることがある。目にしている論文や情報、使用経験からくるのだろうが、やはり昔の薬剤でも最近の情報を改めて知りたいこともある」との意見を言われた。 MR経験が長くなるほど、ほかに集中すべき品目もあり、長期収載品については、今更どの情報を提供すべきか悩んでしまうこともある。そのため各社は、プロモーション単価の高いMR以外のチャネルを用いて、さまざまな診療科の医師にアプローチを行っているわけである。 だが、どのような割合で情報を得ているのか(製薬会社が提供して...  前回1月1日号では、診療科別MRディテール(DTL)の最近の状況について触れた。診療科によっては、MRがリソースを割けないものの、長期にわたって重要な薬剤もある。先日、筆者の周囲の医師との会話で、「長期収載品の使い方や解釈が、ベテランで昔から活躍している医師と若い医師とでは、時として異なることがある。目にしている論文や情報、使用経験からくるのだろうが、やはり昔の薬剤でも最近の情報を改めて知りたいこともある」との意見を言われた。 MR経験が長くなるほど、ほかに集中すべき品目もあり、長期収載品については、今更どの情報を提供すべきか悩んでしまうこともある。そのため各社は、プロモーション単価の高いMR以外のチャネルを用いて、さまざまな診療科の医師にアプローチを行っているわけである。 だが、どのような割合で情報を得ているのか(製薬会社が提供している

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