優等生評価に陰り「サンドラッグ」
気になる客数減、底力を見せられるか
2019年2月15日号
サンドラッグは低コスト体質による高利益率経営を維持、ドラッグストア業界の「優等生」としての地位を確立してきた。しかし、そんな優等生も最近変調を来たしている。大手ドラッグストア各社が直近の業績で増収増益を確保するなか、サンドラッグの19年3月期第2四半期累計業績は減益となった。そればかりか、客数は17年8月以降、前年割れが続いている。優等生の評価を受けたサンドラッグは、並のドラッグストアに成り下がるのだろうか――。物流システム構築で先鞭 サンドラッグの徹底したコスト管理は業界でも有名である。物流体制が未整備のところが多かったドラッグストア業界にあって、80年代の初めから物流にシステムを導入してきた。 本社のホストコンピュータを中核として店舗、物流、メーカー、卸を結ぶオンラインシステムを構築、在庫センター(DC)と、いわゆる通過型の経由センター(...
サンドラッグは低コスト体質による高利益率経営を維持、ドラッグストア業界の「優等生」としての地位を確立してきた。しかし、そんな優等生も最近変調を来たしている。大手ドラッグストア各社が直近の業績で増収増益を確保するなか、サンドラッグの19年3月期第2四半期累計業績は減益となった。そればかりか、客数は17年8月以降、前年割れが続いている。優等生の評価を受けたサンドラッグは、並のドラッグストアに成り下がるのだろうか――。物流システム構築で先鞭 サンドラッグの徹底したコスト管理は業界でも有名である。物流体制が未整備のところが多かったドラッグストア業界にあって、80年代の初めから物流にシステムを導入してきた。 本社のホストコンピュータを中核として店舗、物流、メーカー、卸を結ぶオンラインシステムを構築、在庫センター(DC)と、いわゆる通過型の経由センター(TC
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