際どい「販売テクニック」は禁止
ついに情報提供活動にまで行政介入、厚労省GL発動
㈱薬新 井高恭彦
2019年2月15日号
厚生労働省が作成した「医療用医薬品の販売情報提供活動に関するガイドライン」(情報提供GL)が4月からスタートする。製薬企業の情報提供活動は、とうとう箸の上げ下げまで厚労省の指導を受けることになった。医療用医薬品プロモーションコード、公正競争規約、コード・オブ・プラクティス、透明性GL――。製薬業界はこれまでいくつもの自主基準を策定し、自らを律してきたはずだ。にもかかわらずなぜここまで深く厚労省が介入する事態になったのか。 厚労省が公的なGL作成に動いた17年秋頃は、内外資問わず抵抗感を示す業界関係者が多かった。しかし、18年夏の意見募集(パブリックコメント)を経てGLの内容が正式に発出された9月25日以降、少なくとも内資系企業からはネガティブな声は聞こえてこない。 厚労省がGLについて説明した9月28日開催の厚生科学審議会医薬品医療機器制度部会...
厚生労働省が作成した「医療用医薬品の販売情報提供活動に関するガイドライン」(情報提供GL)が4月からスタートする。製薬企業の情報提供活動は、とうとう箸の上げ下げまで厚労省の指導を受けることになった。医療用医薬品プロモーションコード、公正競争規約、コード・オブ・プラクティス、透明性GL――。製薬業界はこれまでいくつもの自主基準を策定し、自らを律してきたはずだ。にもかかわらずなぜここまで深く厚労省が介入する事態になったのか。 厚労省が公的なGL作成に動いた17年秋頃は、内外資問わず抵抗感を示す業界関係者が多かった。しかし、18年夏の意見募集(パブリックコメント)を経てGLの内容が正式に発出された9月25日以降、少なくとも内資系企業からはネガティブな声は聞こえてこない。 厚労省がGLについて説明した9月28日開催の厚生科学審議会医薬品医療機器制度部会で製
有料会員限定
会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください
【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)
ログイン
会員登録