支払いと結果 ー医療の構造ー
減量の長期継続には行動科学の併用が有効
第22回 行動経済学的アプローチは減量を実現できるか(①❷)
2019年2月15日号
▽ペンシルバニア大学の学際チームは健康行動の金銭インセンティブは効果的なプログラムになると説く▽しかし問題は修正された行動の長期持続力-チームの実験でも完全な説得力を持つ結果はない▽〝見た目〟の不快感を刺激しつつ不健康な習慣を破壊、健康環境を形成し、動機づける行動科学がいい【出典】 Robert W.Jeffry, Financial incentives and weight control, Prev Med.2012年11月Wendy Wood,et al.,Healthy through habit : Interventions for initiating & maintaining health behavior change,Behavioral Science & Policy 2016年1月 肥満解消を誘い促すアプローチの模索は米国では1970年代から繰り返し行われてきた。 ①減量失敗に報奨を減らす仕掛けは12週▲3.2㎏を▲6.1㎏に広げる(1971年)、②一般的な奨励だけの8週▲3.6㎏に対し、具体的指導とプラス意見交換は、ともに▲5.9㎏(1973...
▽ペンシルバニア大学の学際チームは健康行動の金銭インセンティブは効果的なプログラムになると説く▽しかし問題は修正された行動の長期持続力-チームの実験でも完全な説得力を持つ結果はない▽〝見た目〟の不快感を刺激しつつ不健康な習慣を破壊、健康環境を形成し、動機づける行動科学がいい【出典】 Robert W.Jeffry, Financial incentives and weight control, Prev Med.2012年11月Wendy Wood,et al.,Healthy through habit : Interventions for initiating & maintaining health behavior change,Behavioral Science & Policy 2016年1月 肥満解消を誘い促すアプローチの模索は米国では1970年代から繰り返し行われてきた。 ①減量失敗に報奨を減らす仕掛けは12週▲3.2㎏を▲6.1㎏に広げる(1971年)、②一般的な奨励だけの8週▲3.6㎏に対し、具体的指導とプラス意見交換は、ともに▲5.9㎏(1973年
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