薬食審委員多数に「収賄」の疑い
製薬マネー受け取れば刑法上はクロ
ロハス・メディカル編集発行人 川口恭
2019年3月1日号
医師に流れた製薬マネーのデータベースを無料公開しているNPOワセダクロニクルとNPO医療ガバナンス研究所が、とんでもない豪速球を投げ込んできた。官まで含めて医薬業界の人間は疑問にも思っていなかったことが、実は犯罪かもしれない、と気付かせてくれたのだ。マネーデータベースが明らかにする闇「犯罪事実」の指摘があったのは、2月3日に両者が共同で開いたシンポジウムの場だった。 医薬品医療機器総合機構(PMDA)審査員の経歴を持ち現在は医療ガバナンス研究所に所属する谷本哲也医師が、薬事・食品衛生審議会のうち医薬品の承認に関与する「総会」「薬事分科会」「医薬品第一部会」「医薬品第二部会」「再生医療等製品・生物由来技術部会」の委員のべ111人に関してデータベース検索を行ったところ、16年度だけでのべ53人が製薬会社から金を受け取り、その最高額は1097万...
医師に流れた製薬マネーのデータベースを無料公開しているNPOワセダクロニクルとNPO医療ガバナンス研究所が、とんでもない豪速球を投げ込んできた。官まで含めて医薬業界の人間は疑問にも思っていなかったことが、実は犯罪かもしれない、と気付かせてくれたのだ。マネーデータベースが明らかにする闇「犯罪事実」の指摘があったのは、2月3日に両者が共同で開いたシンポジウムの場だった。 医薬品医療機器総合機構(PMDA)審査員の経歴を持ち現在は医療ガバナンス研究所に所属する谷本哲也医師が、薬事・食品衛生審議会のうち医薬品の承認に関与する「総会」「薬事分科会」「医薬品第一部会」「医薬品第二部会」「再生医療等製品・生物由来技術部会」の委員のべ111人に関してデータベース検索を行ったところ、16年度だけでのべ53人が製薬会社から金を受け取り、その最高額は1097万円だ
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