医薬経済オンライン

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HOLMES & VACCINE

AIで変貌する製薬産業の未来

第23回~この20年間の意味~

コイツ・ドナン

2019年3月1日号

【あらすじ】医薬品探偵ホームズと友人で医師のワクチン博士は製薬産業の将来像を推理している。題材は人工知能(AI)。今回は2人だけでなく、ドイツ人で抗体医薬のスペシャリストのマブ博士とコンピュータサイエンスを学ぶ学生のアイが参戦した。推理を始めたホームズは、医療・医薬品業界は、否応なくインダストリー4.0に乗るしかないと指摘。インダストリー4.0こそ、市場競争のルールを覆す「ゲームチェンジャー」であるという。ホームズが持ち出してきたのが89年、00年、18年の時価総額のトップ10ランキングだった。そこにはIT企業が名を連ねていた。製薬産業では00年にファイザーと米メルクがトップ10に入っていたが、18年はジョンソン&ジョンソンのみだった。「製薬産業は斜陽産業なのか。一部の企業ではそうだろうが、全体としてはまだそこまで落ちぶれていないと思いたいよ。だが、製... 【あらすじ】医薬品探偵ホームズと友人で医師のワクチン博士は製薬産業の将来像を推理している。題材は人工知能(AI)。今回は2人だけでなく、ドイツ人で抗体医薬のスペシャリストのマブ博士とコンピュータサイエンスを学ぶ学生のアイが参戦した。推理を始めたホームズは、医療・医薬品業界は、否応なくインダストリー4.0に乗るしかないと指摘。インダストリー4.0こそ、市場競争のルールを覆す「ゲームチェンジャー」であるという。ホームズが持ち出してきたのが89年、00年、18年の時価総額のトップ10ランキングだった。そこにはIT企業が名を連ねていた。製薬産業では00年にファイザーと米メルクがトップ10に入っていたが、18年はジョンソン&ジョンソンのみだった。「製薬産業は斜陽産業なのか。一部の企業ではそうだろうが、全体としてはまだそこまで落ちぶれていないと思いたいよ。だが、製薬産

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