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―みらかHD、環境変化で中計を見直し―

2019年3月1日号

 みらかホールディングスは臨床検査関連事業を主体とする持株会社である。事業は受託臨床検査事業、臨床検査に使用する試薬・機器を製造販売する臨床検査薬事業、減菌支援・治験支援などの医療関連サービスを行うヘルスケア関連事業の3つで構成、受託臨床検査はエスアールエル、臨床検査薬は富士レビオを主体に展開している。 売上高の事業構成比を19年3月期の第3四半期累計実績で見ると、受託臨床検査事業が63%、臨床検査薬事業が23%、ヘルスケア関連事業が14%と受託臨床検査事業の比重が圧倒的に高い。ただ、セグメント利益の調整額控除前の営業利益の構成比では、受託臨床検査事業が38%、臨床検査薬事業が50%、ヘルスケア関連事業が12%で、臨床検査薬事業が半分を占めている。サービス事業と製造業の付加価値率の違いが理由だ。 18年3月期を初年度に20年3月期を目標年度とする3年間の...  みらかホールディングスは臨床検査関連事業を主体とする持株会社である。事業は受託臨床検査事業、臨床検査に使用する試薬・機器を製造販売する臨床検査薬事業、減菌支援・治験支援などの医療関連サービスを行うヘルスケア関連事業の3つで構成、受託臨床検査はエスアールエル、臨床検査薬は富士レビオを主体に展開している。 売上高の事業構成比を19年3月期の第3四半期累計実績で見ると、受託臨床検査事業が63%、臨床検査薬事業が23%、ヘルスケア関連事業が14%と受託臨床検査事業の比重が圧倒的に高い。ただ、セグメント利益の調整額控除前の営業利益の構成比では、受託臨床検査事業が38%、臨床検査薬事業が50%、ヘルスケア関連事業が12%で、臨床検査薬事業が半分を占めている。サービス事業と製造業の付加価値率の違いが理由だ。 18年3月期を初年度に20年3月期を目標年度とする3年間の新中

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