医薬経済オンライン

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病院の資金調達手段に「新たな波」

新生銀行が始めた「ノンリコースローン」の効能

2019年3月1日号

 病院の資金繰りも転換期を迎えたようだ。新生銀行が「大阪府内の病院を対象不動産とするノンリコースローンの実施」と題するニュースを発表した。ニュースの中身は「ヘルスケアマネジメントパートナーズが、無限責任組合員を務める投資ファンドが出資する合同会社に対して、大阪府内の総合病院を対象不動産とするノンリコースローンを日本政策投資銀行と協調して実施した」というものだ。政投銀もそっくり同じ内容のものを発表している。 このニュースリリースの意味がわかるだろうか。ノンリコースとは「遡及しない」という意味なのだが、どうやら新型の〝ローン〟が病院に行われたということだけは、何となく想像がつく。 ノンリコースローンは米国では当たり前のように行われている不動産を対象とした融資形態で、日本には00年前後に導入され、その後、商業ビルはもちろんのこと、有料老人ホーム...  病院の資金繰りも転換期を迎えたようだ。新生銀行が「大阪府内の病院を対象不動産とするノンリコースローンの実施」と題するニュースを発表した。ニュースの中身は「ヘルスケアマネジメントパートナーズが、無限責任組合員を務める投資ファンドが出資する合同会社に対して、大阪府内の総合病院を対象不動産とするノンリコースローンを日本政策投資銀行と協調して実施した」というものだ。政投銀もそっくり同じ内容のものを発表している。 このニュースリリースの意味がわかるだろうか。ノンリコースとは「遡及しない」という意味なのだが、どうやら新型の〝ローン〟が病院に行われたということだけは、何となく想像がつく。 ノンリコースローンは米国では当たり前のように行われている不動産を対象とした融資形態で、日本には00年前後に導入され、その後、商業ビルはもちろんのこと、有料老人ホームやサ

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