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賛否両論

ポイントは薬局機能とガバナンス強化

医薬分業の薬機法改正

2019年3月1日号

 19年、注視すべきは「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」(薬機法)の改正。そして、国会審議だ。薬局、ドラッグストアの機能分類などが俎上に載る。 昨年4月から12月まで、厚生科学審議会医薬品医療機器制度部会で行われた改正薬機法議論では、医薬分業は〝袋叩き〟にあった。そのなかでまとまった薬局関連の改正ポイントは4点。 ①服用期間を通じた継続的な薬学的管理と患者支援の法令化。またその記録義務付け、②患者が自身に適した薬局を主体的に選択するための方策として、特定機能を持つ薬局の法令上の明確化、③責任役員の設置と、その変更命令を可能にするガバナンスの強化、④テレビ電話などのオンラインによる遠隔服薬指導。 服用期間を通じた管理支援はすでに診療報酬上盛り込まれ、遠隔服薬指導はこれからの議論。つまり、改正のキモは薬局機能の明確化...  19年、注視すべきは「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」(薬機法)の改正。そして、国会審議だ。薬局、ドラッグストアの機能分類などが俎上に載る。 昨年4月から12月まで、厚生科学審議会医薬品医療機器制度部会で行われた改正薬機法議論では、医薬分業は〝袋叩き〟にあった。そのなかでまとまった薬局関連の改正ポイントは4点。 ①服用期間を通じた継続的な薬学的管理と患者支援の法令化。またその記録義務付け、②患者が自身に適した薬局を主体的に選択するための方策として、特定機能を持つ薬局の法令上の明確化、③責任役員の設置と、その変更命令を可能にするガバナンスの強化、④テレビ電話などのオンラインによる遠隔服薬指導。 服用期間を通じた管理支援はすでに診療報酬上盛り込まれ、遠隔服薬指導はこれからの議論。つまり、改正のキモは薬局機能の明確化とガ

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