医薬経済オンライン

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MR活動実態調査Report

医師カバー率と医師あたりD数の現状

第148回 新時代のMR活動実態調査・SMAXデータ分析

株式会社A・M・C代表取締役社長 薬剤師 三上彰貴子

2019年3月1日号

 この連載で初めてMRの医師カバー率と医師あたりのディテール(D)数に注目した分析を紹介する。背景として、面会規制があるなかで医師の求めに応じてコンタクトを取り、非常に重宝がられているMRの存在がある。 4月から「医療用医薬品の販売情報提供活動に関するガイドライン」が適用になり、より情報提供のハードルが上がる。医師からの信頼を得て医師に求められた情報であるかなども加味した情報提供の柔軟性と必要性が一層高まる。ただ、前提としてターゲットとなり得る医師をどの程度カバーしているかというベースの数量と、短時間での効果的で効率的なアプローチは必須だ。そこで、参考数値として診療科別に細分化して医師カバー率と医師1人あたりD数(1ヵ月当たりで算出)も作成した。 今回は17年7~12月と18年7~12月を用いた。全体感を把握するために全診療科として100床以上...  この連載で初めてMRの医師カバー率と医師あたりのディテール(D)数に注目した分析を紹介する。背景として、面会規制があるなかで医師の求めに応じてコンタクトを取り、非常に重宝がられているMRの存在がある。 4月から「医療用医薬品の販売情報提供活動に関するガイドライン」が適用になり、より情報提供のハードルが上がる。医師からの信頼を得て医師に求められた情報であるかなども加味した情報提供の柔軟性と必要性が一層高まる。ただ、前提としてターゲットとなり得る医師をどの程度カバーしているかというベースの数量と、短時間での効果的で効率的なアプローチは必須だ。そこで、参考数値として診療科別に細分化して医師カバー率と医師1人あたりD数(1ヵ月当たりで算出)も作成した。 今回は17年7~12月と18年7~12月を用いた。全体感を把握するために全診療科として100床以上のH

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