医薬経済オンライン

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鳥集徹の口に苦い話〜媚びないジャーナリストの劇薬処方箋〜

「はしか」の流行を騒ぐよりワクチン情報のICT化推進を

第81回

鳥集徹

2019年3月1日号

「はしかみたいなもの」 甘酸っぱい恋愛や社会への反発は、若いときに誰もがかかる流行り病のようなものだ。大人になってからだとこじらせてしまうから、若いうちにかかっておいたほうがいい。そんな意味の成句だ。 昔はよく使われたが、現代ではそんなことを言ったら、「不謹慎」と言われてしまうかもしれない。確かにはしか(麻しん)は、妊婦の流産や脳炎など重症化リスクのある病気だ。多くの人が自然に治ってしまうとはいえ、甘く見ることはできないだろう。ただ一方で、少しでもリスクがあると腫れ物に触るような扱いをしなければならない社会に、正直、筆者は息苦しい思いもしている。 今年に入り、関西ではしかの患者が増えている。国立感染症研究所によると、1月からの患者数は全国19都道府県で148人に上り、過去10年で最多だった09年を上回るペースだという(朝日新聞「はしか患者、関... 「はしかみたいなもの」 甘酸っぱい恋愛や社会への反発は、若いときに誰もがかかる流行り病のようなものだ。大人になってからだとこじらせてしまうから、若いうちにかかっておいたほうがいい。そんな意味の成句だ。 昔はよく使われたが、現代ではそんなことを言ったら、「不謹慎」と言われてしまうかもしれない。確かにはしか(麻しん)は、妊婦の流産や脳炎など重症化リスクのある病気だ。多くの人が自然に治ってしまうとはいえ、甘く見ることはできないだろう。ただ一方で、少しでもリスクがあると腫れ物に触るような扱いをしなければならない社会に、正直、筆者は息苦しい思いもしている。 今年に入り、関西ではしかの患者が増えている。国立感染症研究所によると、1月からの患者数は全国19都道府県で148人に上り、過去10年で最多だった09年を上回るペースだという(朝日新聞「はしか患者、関西を

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