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製薬、バイオテックのM&Aに活気

2019年3月15日号

 19年に入って2ヵ月足らずで製薬企業、バイオテック企業のM&Aは、米国内だけでも約14億ドル以上だったことが金融データなどを提供するディーロジックの調べで明らかになった。これは過去3年間で最も多い取引額で、1月と2月の米国でのM&A総額の4割程度を占める。大手製薬企業は次世代のブロックバスターの探索に必死で、有望な新薬やパイプラインがある小規模バイオテック企業などを市場価値より高く買収している。開発費用についても、パイプラインごと企業を買収してしまうほうが結果的にコスト削減になるという考えだ。ディーロジックは「買収額の平均は過去30日間の株価の120%程度で、過去20年ではプレミアムが最も高くなっている」と分析している。  19年に入って2ヵ月足らずで製薬企業、バイオテック企業のM&Aは、米国内だけでも約14億ドル以上だったことが金融データなどを提供するディーロジックの調べで明らかになった。これは過去3年間で最も多い取引額で、1月と2月の米国でのM&A総額の4割程度を占める。大手製薬企業は次世代のブロックバスターの探索に必死で、有望な新薬やパイプラインがある小規模バイオテック企業などを市場価値より高く買収している。開発費用についても、パイプラインごと企業を買収してしまうほうが結果的にコスト削減になるという考えだ。ディーロジックは「買収額の平均は過去30日間の株価の120%程度で、過去20年ではプレミアムが最も高くなっている」と分析している。

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