医薬経済オンライン

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Start UP×Health Care〜未来への投資〜

スタートアップの未来・課題

第2回

株式会社デジタルガレージDG Lab 橋本遥

2019年3月15日号

 デジタルヘルスに関しては、日本でも数年前から多くの事例がある。そのほとんどはスマートフォンのアプリやウェブサービスとして提供されている。個人の日常の健康管理やかかりつけ医や薬局とのコミュニケーションを補助することで健康増進を促すことを目的としている。  一方、ヘルスケアアプリ提供側の目的としては、データの「蓄積」と「解析」によって、ユーザーへの個別化された健康サービスの提供や、新たな食事・運動・睡眠サービスの開発、または新たな医療保険や医薬品などの開発がある。そのためにはアクティブユーザー数の確保によるデータ量の蓄積が必要だが、現状では利用は一部の健康関心層にとどまり、本来データを収集し新たな価値提供をしたい低関心層の利用は多くないのが現状ではないだろうか。  低関心層を動かすには、そもそもこのアプリを使わなけれ...  デジタルヘルスに関しては、日本でも数年前から多くの事例がある。そのほとんどはスマートフォンのアプリやウェブサービスとして提供されている。個人の日常の健康管理やかかりつけ医や薬局とのコミュニケーションを補助することで健康増進を促すことを目的としている。  一方、ヘルスケアアプリ提供側の目的としては、データの「蓄積」と「解析」によって、ユーザーへの個別化された健康サービスの提供や、新たな食事・運動・睡眠サービスの開発、または新たな医療保険や医薬品などの開発がある。そのためにはアクティブユーザー数の確保によるデータ量の蓄積が必要だが、現状では利用は一部の健康関心層にとどまり、本来データを収集し新たな価値提供をしたい低関心層の利用は多くないのが現状ではないだろうか。  低関心層を動かすには、そもそもこのアプリを使わなければな

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