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「日本の化学研究失速」

2019年4月1日号

 循環器関連の世界的有名誌〝ブラッド〟及び〝サーキュレーション〟に掲載される日本人の論文が全盛期の4分の1に大凋落した。 概嘆していたら、有名科学誌〝ネイチャー〟も「日本の科学研究失速」と、科学誌研究全体にわたって論文数減少と追い討ちをかける。 具体的には過去5年間で8%減少とあり、政府が研究開発へ支出を手控えた状況が反映されたと指摘、さらには「高品質の研究を生み出す能力に悪影響が現われているという。 一方、この5年間で中国の論文数は48%増え、英国も17%伸びている。 世界的な情報サービス企業・クラリベイトが毎年発表する引用栄誉賞(ノーベル賞予測)には、日本人も多く選出されており、ノーベル賞クラスの研究として日本は現状立派に世界を牽引しているのだが。 ただし、それに続く研究の下地が危うくなっており継続性に赤信号、米国留学生も少なくなっており、実...  循環器関連の世界的有名誌〝ブラッド〟及び〝サーキュレーション〟に掲載される日本人の論文が全盛期の4分の1に大凋落した。 概嘆していたら、有名科学誌〝ネイチャー〟も「日本の科学研究失速」と、科学誌研究全体にわたって論文数減少と追い討ちをかける。 具体的には過去5年間で8%減少とあり、政府が研究開発へ支出を手控えた状況が反映されたと指摘、さらには「高品質の研究を生み出す能力に悪影響が現われているという。 一方、この5年間で中国の論文数は48%増え、英国も17%伸びている。 世界的な情報サービス企業・クラリベイトが毎年発表する引用栄誉賞(ノーベル賞予測)には、日本人も多く選出されており、ノーベル賞クラスの研究として日本は現状立派に世界を牽引しているのだが。 ただし、それに続く研究の下地が危うくなっており継続性に赤信号、米国留学生も少なくなっており、実に

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