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世界最大の心臓病学会、多彩な研究結果
2019年4月1日号
3月16~18日にかけてニューオリンズで開催された米国心臓病学会には、今年も多くの研究者が参加し、最新情報を交換した。医薬品による心疾患治療データや医療機器の最新研究成果もあったが、存在感を示したのはアップルの装着型モニターを用いた心疾患の早期発見への取り組みだった。
アップルは、アップルウォッチを用いた試験の結果、ウェアラブルデバイスで心房細動を発見することが可能になったと発表した。不整脈のなかでも心房細動は患者数が多く、アップルウォッチなど装着型の小型機器を使用して発症の兆候を発見できるよう、IT企業が開発を急いでいる。心房細動は治療しない場合、脳卒中を引き起こすリスクが5倍になると言われている。
今回のアップルの研究「アップルハートスタディ」は、大規模な心房細動のスクリーニングと不整脈の発見を目的に実施。約41万9...
3月16~18日にかけてニューオリンズで開催された米国心臓病学会には、今年も多くの研究者が参加し、最新情報を交換した。医薬品による心疾患治療データや医療機器の最新研究成果もあったが、存在感を示したのはアップルの装着型モニターを用いた心疾患の早期発見への取り組みだった。
アップルは、アップルウォッチを用いた試験の結果、ウェアラブルデバイスで心房細動を発見することが可能になったと発表した。不整脈のなかでも心房細動は患者数が多く、アップルウォッチなど装着型の小型機器を使用して発症の兆候を発見できるよう、IT企業が開発を急いでいる。心房細動は治療しない場合、脳卒中を引き起こすリスクが5倍になると言われている。
今回のアップルの研究「アップルハートスタディ」は、大規模な心房細動のスクリーニングと不整脈の発見を目的に実施。約41万9000
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