平時医療体制の破綻に備える〜電光石火こそ最良の有事医療〜
救急処置実施の法的責任
第74回
愛知医科大学 非常勤講師 照井資規
2019年4月15日号
医師ではない人が生命の危機に瀕している人に対して、救命の手を差し伸べてよいものか。筆者が、テロや戦闘による負傷者の救護法を指導する一般社団法人「TACMEDA」を創設して以来、最も多く寄せられる質問だ。
「これからは誰もが他人の生命について責任を持つ社会をつくらなければならない」と語る筆者の講演の聴衆には、頑なに「素人が手を出してはならない」と主張する人も稀ながらいて、人は見たいものしか見ようとしない、聞きたいことしか聞こうとしないものだとよくわかる。医療職ではない人が、救命の手を差し伸べることの是非は、シンプルに考えて判断すべきだ。筆者はMOT(技術経営学修士)であり、技術進歩の視点から救急医療の変化について解説する。
医師ではない人が生命の危機に瀕している人に対して、救命の手を差し伸べてよいものか。筆者が、テロや戦闘による負傷者の救護法を指導する一般社団法人「TACMEDA」を創設して以来、最も多く寄せられる質問だ。
「これからは誰もが他人の生命について責任を持つ社会をつくらなければならない」と語る筆者の講演の聴衆には、頑なに「素人が手を出してはならない」と主張する人も稀ながらいて、人は見たいものしか見ようとしない、聞きたいことしか聞こうとしないものだとよくわかる。医療職ではない人が、救命の手を差し伸べることの是非は、シンプルに考えて判断すべきだ。筆者はMOT(技術経営学修士)であり、技術進歩の視点から救急医療の変化について解説する。
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