医薬経済オンライン

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「必然」だった大日本住友からの独立

惚れ抜いた開発品を世に送る

2019年5月1日号

 国内大手、中堅ともに希望退職者を募っている製薬業界。あちこちで閉塞感が漂うなか、初心を思い出させる出来事もある。 「ワクワクだけしかないですね。それ以外ありません」  こう話すのは「アルファナビファーマ」(ANP)の小山田義博代表取締役(50)だ。同社は小山田氏と林洋次取締役(49)の2人で発足したバイオベンチャーである。もともと大日本住友製薬で長年研究と開発に従事してきた2人が3月末で同社を退職し、4月からANPの経営に乗り出した。 小山田氏(左)と林氏   新大阪から電車で2駅の江坂に、大日本住友の総合研究所(大阪府吹田市)がある。広大な敷地内には、注力する再生・細胞医薬製造プラントなどの施設が建ち並ぶ。その一角にかつて研究棟として使用されていた建物がある。中に入ると、何らかの実験をしていたと思...  国内大手、中堅ともに希望退職者を募っている製薬業界。あちこちで閉塞感が漂うなか、初心を思い出させる出来事もある。 「ワクワクだけしかないですね。それ以外ありません」  こう話すのは「アルファナビファーマ」(ANP)の小山田義博代表取締役(50)だ。同社は小山田氏と林洋次取締役(49)の2人で発足したバイオベンチャーである。もともと大日本住友製薬で長年研究と開発に従事してきた2人が3月末で同社を退職し、4月からANPの経営に乗り出した。 小山田氏(左)と林氏   新大阪から電車で2駅の江坂に、大日本住友の総合研究所(大阪府吹田市)がある。広大な敷地内には、注力する再生・細胞医薬製造プラントなどの施設が建ち並ぶ。その一角にかつて研究棟として使用されていた建物がある。中に入ると、何らかの実験をしていたと思し

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