医薬経済オンライン

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京大・本庶氏は何が不満なのか

「オプジーボ」対価引き上げ要求、小野が交した契約の中身

2019年5月1日号

 京都大学の本庶佑特別教授(写真)の小野薬品に対する不満が爆発した。本庶氏といえば、小野のがん免疫治療薬「オプジーボ」の開発のもととなった物質「PD1」の研究で、18年にノーベル医学生理学賞を受賞。製薬企業と大学による産学連携の成功例としてメディアで取り上げられてきた。だが、そんな美談から一転、本庶氏は4月10日、京大の記者懇談会で、小野がオプジーボの販売などで得た金額の一部を受け取るロイヤリティ(権利使用料)が相場よりも低いとし、引き上げを要求したことを明らかにした。契約時に小野から「不正確な説明をされた」とまで言い放ち、批判している。  戸惑ったのは小野で、「誠意を持って交渉に応じている」(広報)にもかかわらず、一方的に悪者にされる格好となった。お互いに協力し合ってきたはずの両者が、今頃になってロイヤリティの支払いで...  京都大学の本庶佑特別教授(写真)の小野薬品に対する不満が爆発した。本庶氏といえば、小野のがん免疫治療薬「オプジーボ」の開発のもととなった物質「PD1」の研究で、18年にノーベル医学生理学賞を受賞。製薬企業と大学による産学連携の成功例としてメディアで取り上げられてきた。だが、そんな美談から一転、本庶氏は4月10日、京大の記者懇談会で、小野がオプジーボの販売などで得た金額の一部を受け取るロイヤリティ(権利使用料)が相場よりも低いとし、引き上げを要求したことを明らかにした。契約時に小野から「不正確な説明をされた」とまで言い放ち、批判している。  戸惑ったのは小野で、「誠意を持って交渉に応じている」(広報)にもかかわらず、一方的に悪者にされる格好となった。お互いに協力し合ってきたはずの両者が、今頃になってロイヤリティの支払いで拗れ

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