再編が少しも進まないまま低迷 | 医薬経済オンライン

経済記事の読み方

再編が少しも進まないまま低迷

地銀業界に規制緩和という「救いの手」

2019年5月1日号

　業績不振が続く地方銀行業界に対して、規制を緩和する動きが出ている。経営統合に関する独占禁止法の審査基準を見直して、同一県内での合併再編を容認したり、高齢化や後継者難で事業継続が危ぶまれる地域の企業への出資上限を緩めて取引が継続できる仕組みを整える。　海外で企業買収を重ねて利益を積み上げるメガバンクと違い、M＆Aや国際業務に活路を見出すことが難しい地銀に対して特例的な恩恵を与え、地域を支える金融機関の先頭に立ってほしい願望が込められている。ただ、効果のほどは予測が付かない。　業績不振が続く地方銀行業界に対して、規制を緩和する動きが出ている。経営統合に関する独占禁止法の審査基準を見直して、同一県内での合併再編を容認したり、高齢化や後継者難で事業継続が危ぶまれる地域の企業への出資上限を緩めて取引が継続できる仕組みを整える。　海外で企業買収を重ねて利益を積み上げるメガバンクと違い、M＆Aや国際業務に活路を見出すことが難しい地銀に対して特例的な恩恵を与え、地域を支える金融機関の先頭に立ってほしい願望が込められている。ただ、効果のほどは予測が付かない。

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