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薬科大「真」の実力と涙ぐましい裏技

薬剤師国試を対入学者合格率で評価すると

2019年5月15日号

 薬学教育6年制の初めての薬学生が卒業してから早くも8年が経過した――。今年も薬剤師国家試験の合格者が発表され、国公私立大学合わせて1万4376人が受験し、1万194人が合格した。合格率は70.91%だった。  大学が最も気にする「新卒」(表右から2番目)の合格率は、国立14校が94.13%、公立3校が95.22%。私立56校(徳島文理大は香川校を含む)も84.77%と昨年を上回る好成績だった。東京大学、京都大学、九州大学、長崎大学の国立4校が合格率100%を記録した。一方、私立大も負けてはいない。名城大学の97.76%を筆頭に国際医療福祉大学、九州保健福祉大学の3大学が97%を超える好成績だったし、星薬科大学や京都薬科大学、東邦大学、崇城大学、慶應義塾大学など17校が90%を超え、国公立大と遜色のない合格率を誇った。おかげで3年ぶりに1万人を超える新薬剤師が登場した。こうした状況...  薬学教育6年制の初めての薬学生が卒業してから早くも8年が経過した――。今年も薬剤師国家試験の合格者が発表され、国公私立大学合わせて1万4376人が受験し、1万194人が合格した。合格率は70.91%だった。  大学が最も気にする「新卒」(表右から2番目)の合格率は、国立14校が94.13%、公立3校が95.22%。私立56校(徳島文理大は香川校を含む)も84.77%と昨年を上回る好成績だった。東京大学、京都大学、九州大学、長崎大学の国立4校が合格率100%を記録した。一方、私立大も負けてはいない。名城大学の97.76%を筆頭に国際医療福祉大学、九州保健福祉大学の3大学が97%を超える好成績だったし、星薬科大学や京都薬科大学、東邦大学、崇城大学、慶應義塾大学など17校が90%を超え、国公立大と遜色のない合格率を誇った。おかげで3年ぶりに1万人を超える新薬剤師が登場した。こうした状況を踏

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