「民衆法廷」が裁く中国渡航移植
非難されるべきはドナーを増やさぬ学会の怠慢
フリージャーナリスト 髙橋幸春
2019年5月15日号
日本からの渡航移植に、世界各国から非難が集中している。
今年4月、中国で行われている臓器移植の実態を追及する「中国での強制臓器収奪に関する民衆法廷」がロンドンで開かれた。
中国では死刑囚や法輪功(中国の伝統的な気功のひとつ。中国政府はカルト宗教として禁じている)関係者などから臓器を摘出し、中国共産党幹部やその家族などに移植している実態がある。そればかりでなく、日本人を含む外国人から高額な費用を取って、それらの臓器が渡航移植に利用されている。
ロンドンで中国の臓器収奪を訴える法輪功関係者
中国で行われているこうした非人道的な臓器移植を止めようと、世界中の法律家、研究者、倫理学者、医療関係者、人権擁護者らによって、17年に「中国での臓器移植濫用停止国際ネットワーク」(ETAC=END TRANSP...
日本からの渡航移植に、世界各国から非難が集中している。
今年4月、中国で行われている臓器移植の実態を追及する「中国での強制臓器収奪に関する民衆法廷」がロンドンで開かれた。
中国では死刑囚や法輪功(中国の伝統的な気功のひとつ。中国政府はカルト宗教として禁じている)関係者などから臓器を摘出し、中国共産党幹部やその家族などに移植している実態がある。そればかりでなく、日本人を含む外国人から高額な費用を取って、それらの臓器が渡航移植に利用されている。
ロンドンで中国の臓器収奪を訴える法輪功関係者
中国で行われているこうした非人道的な臓器移植を止めようと、世界中の法律家、研究者、倫理学者、医療関係者、人権擁護者らによって、17年に「中国での臓器移植濫用停止国際ネットワーク」(ETAC=END TRANSPLAN
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