製薬企業の経営診断
顧客視点が成長の原動力
―小林製薬、新製品・海外が寄与―
2019年5月15日号
小林製薬は「“あったらいいな”をカタチにする」をブランドスローガンにして、顧客ニーズを満たす新製品の創造と既存製品の革新に取り組むことを経営の基本戦略にしている。この基本戦略をもとに、消費者の視点に立って製品の新陳代謝をたゆみなく続けている。製品力強化を成長エンジンとしているため環境変化の影響を受けにくいのが特徴だ。
事業は、国内家庭用品製造販売、海外家庭用品製造販売、通信販売の3セグメントで構成しているが、主力は国内販売事業だ。18年12月期の事業別売上高を見ると、国内販売が1304億円、海外販売が256億円、通信販売が102億円、その他が12億円、構成比は国内販売が77.9%、海外販売が15.3%、通信販売6.1%、その他が0.7%だった。
国内販売事業はヘルスケア、日用品、スキンケア、カイロで構成する。18年12月期の売上高はヘルスケアが61...
小林製薬は「“あったらいいな”をカタチにする」をブランドスローガンにして、顧客ニーズを満たす新製品の創造と既存製品の革新に取り組むことを経営の基本戦略にしている。この基本戦略をもとに、消費者の視点に立って製品の新陳代謝をたゆみなく続けている。製品力強化を成長エンジンとしているため環境変化の影響を受けにくいのが特徴だ。
事業は、国内家庭用品製造販売、海外家庭用品製造販売、通信販売の3セグメントで構成しているが、主力は国内販売事業だ。18年12月期の事業別売上高を見ると、国内販売が1304億円、海外販売が256億円、通信販売が102億円、その他が12億円、構成比は国内販売が77.9%、海外販売が15.3%、通信販売6.1%、その他が0.7%だった。
国内販売事業はヘルスケア、日用品、スキンケア、カイロで構成する。18年12月期の売上高はヘルスケアが615億
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