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「ハゲタカ雑誌への投稿注意」

2019年6月1日号

 どんな世界でも悪徳部分の存在は否定できない。医療関係の出版界でも〝ハゲタカ雑誌〟あるいは〝捕食雑誌〟と呼ばれる悪徳雑誌があって、多くの研究者がそれらを活用している。 ハゲタカと揶揄されているごとく、これらは掲載料収入のみを目的として粗雑な審査で論文を掲載する安易な手法により巧みに稼ぎまくっている。驚くことに、こうした仕組みを理解できているはずの有名大学の研究者が、どういうわけか多数利用している。 最近この実態を毎日新聞は、ハゲタカジャーナル論文掲載大学ランキングとして大々的に報道した。九州大学147報、京都大学132報、大阪大学107報などと具体的に列挙している。 日本医学会としても悪徳雑誌への投稿を控えるよう、129学会に対し注意喚起した。 悪徳雑誌を見破るポイントとして、MEDLINEなどに収録されているかどうか、確認することを指導している。日本の第...  どんな世界でも悪徳部分の存在は否定できない。医療関係の出版界でも〝ハゲタカ雑誌〟あるいは〝捕食雑誌〟と呼ばれる悪徳雑誌があって、多くの研究者がそれらを活用している。 ハゲタカと揶揄されているごとく、これらは掲載料収入のみを目的として粗雑な審査で論文を掲載する安易な手法により巧みに稼ぎまくっている。驚くことに、こうした仕組みを理解できているはずの有名大学の研究者が、どういうわけか多数利用している。 最近この実態を毎日新聞は、ハゲタカジャーナル論文掲載大学ランキングとして大々的に報道した。九州大学147報、京都大学132報、大阪大学107報などと具体的に列挙している。 日本医学会としても悪徳雑誌への投稿を控えるよう、129学会に対し注意喚起した。 悪徳雑誌を見破るポイントとして、MEDLINEなどに収録されているかどうか、確認することを指導している。日本の第一

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