医薬経済オンライン

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賛否両論

OTC薬事業

トップ3から消える事態に〝浪花節〟

2019年6月1日号

 経営者がよく口にするフレーズに「選択と集中」がある。市場関係者は「今どき、それを言わない経営者はいない」というほどの流行りようだ。そして、最近加わったのが「コアとノンコア」。 コア=中核事業とノンコア=非中核事業という捉え方だ。新薬メーカーでは、ノンコア事業部門の切り離しが進んでいる。 姉妹紙RISFAXは「第一三共 ヘルスケア事業をジョンソン&ジョンソンに売却で調整」と5月21日付で報じた。OTC薬事業の売却だ。第一三共は後追い記事が掲載された23日になってようやく「売却交渉を進めている事実はありません」とリリース。しかしこれを真に受ける関係者は少ない。 第一三共の中山讓治会長は4月25日の決算説明会で、事業売却について「一切決まっていない」と指摘する一方「何よりもコアを強くすること。コアが強くなれば、その裏表の関係でノンコアは整理して、よりコアに集...  経営者がよく口にするフレーズに「選択と集中」がある。市場関係者は「今どき、それを言わない経営者はいない」というほどの流行りようだ。そして、最近加わったのが「コアとノンコア」。 コア=中核事業とノンコア=非中核事業という捉え方だ。新薬メーカーでは、ノンコア事業部門の切り離しが進んでいる。 姉妹紙RISFAXは「第一三共 ヘルスケア事業をジョンソン&ジョンソンに売却で調整」と5月21日付で報じた。OTC薬事業の売却だ。第一三共は後追い記事が掲載された23日になってようやく「売却交渉を進めている事実はありません」とリリース。しかしこれを真に受ける関係者は少ない。 第一三共の中山讓治会長は4月25日の決算説明会で、事業売却について「一切決まっていない」と指摘する一方「何よりもコアを強くすること。コアが強くなれば、その裏表の関係でノンコアは整理して、よりコアに集中す

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