研究開発型路線を推進中 | 医薬経済オンライン

製薬企業の経営診断

研究開発型路線を推進中

―日水製薬、診断薬強化にシフト―

2019年6月1日号

　日水製薬は日本水産グループの企業だが、35年の設立時の社名が日産水産研究所だったように、研究開発型の企業だ。現在の事業セグメントは診断薬、医薬に区分されている。17年度までの区分は臨床診断薬、産業検査薬、医薬、化粧品だったが、化粧品は17年7月に千趣会に売却した。現在の診断薬事業は臨床診断薬と産業検査薬を一体化し、医薬事業は医薬品、健康食品で構成している。　診断薬事業のうち、臨床診断薬は検査現場のニーズに的確に対応できる製品群によって細菌検査のリーディングカンパニーとしての位置を確保している。産業検査薬は多彩な製品・サービスによって食品分野の衛生管理を強力にサポートできる体制にあり、日本水産グループと連携し、事業展開している。研究開発型企業である伝統が、診断薬では独特の製品・機器を生み出し、他社の追随を許していない。 ... 　日水製薬は日本水産グループの企業だが、35年の設立時の社名が日産水産研究所だったように、研究開発型の企業だ。現在の事業セグメントは診断薬、医薬に区分されている。17年度までの区分は臨床診断薬、産業検査薬、医薬、化粧品だったが、化粧品は17年7月に千趣会に売却した。現在の診断薬事業は臨床診断薬と産業検査薬を一体化し、医薬事業は医薬品、健康食品で構成している。　診断薬事業のうち、臨床診断薬は検査現場のニーズに的確に対応できる製品群によって細菌検査のリーディングカンパニーとしての位置を確保している。産業検査薬は多彩な製品・サービスによって食品分野の衛生管理を強力にサポートできる体制にあり、日本水産グループと連携し、事業展開している。研究開発型企業である伝統が、診断薬では独特の製品・機器を生み出し、他社の追随を許していない。　

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