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話題の焦点

「食中毒原因第1位・アニサキス」

2019年6月15日号

 芸人の庄司智春氏や山里亮太氏らが、みぞおちの激しい痛みでのたうち回ったことで知られるアニサキスによる食中毒が急増している。 庄司氏は胃の中から8匹も見つかり、胃壁は方々噛みつかれ血だらけだったという。 アニサキス中毒は18年の発生件数が、468件に上り、前年の230件から倍増、食中毒の原因として初めて第1位に躍り出た。  これまでの1位はカンピロバクターで、18年は319件にとどまった。 アニサキスはこれまでサバやイカ、サンマからの感染が多かったが、18年はカツオによる感染が前年比の10倍と急増したことが大きな特徴としてあげられる。 昨年カツオが捕れた海域にアニサキス寄生の餌が多かったからと推測されている。 アニサキスは、ヒトの体内では成虫になれず数日で死ぬ運命にある。そのわずかな終末期に思いっきり暴れまくる。痛めつけられる側はたまったものではないが、グ...  芸人の庄司智春氏や山里亮太氏らが、みぞおちの激しい痛みでのたうち回ったことで知られるアニサキスによる食中毒が急増している。 庄司氏は胃の中から8匹も見つかり、胃壁は方々噛みつかれ血だらけだったという。 アニサキス中毒は18年の発生件数が、468件に上り、前年の230件から倍増、食中毒の原因として初めて第1位に躍り出た。  これまでの1位はカンピロバクターで、18年は319件にとどまった。 アニサキスはこれまでサバやイカ、サンマからの感染が多かったが、18年はカツオによる感染が前年比の10倍と急増したことが大きな特徴としてあげられる。 昨年カツオが捕れた海域にアニサキス寄生の餌が多かったからと推測されている。 アニサキスは、ヒトの体内では成虫になれず数日で死ぬ運命にある。そのわずかな終末期に思いっきり暴れまくる。痛めつけられる側はたまったものではないが、グルメ

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