変革期迎えた中国医薬品業界
MAH制度の「試行」
第26回 関心高い日本企業への影響は
シード・プランニング 沈友敏
2019年6月15日号
中国の第13期全国人民代表大会・常務委員会第10回会議が19年4月20日に開催され、日本の医薬品医療機器法に当たる「医薬品管理法」(以下、管理法)の改正について、審議が行われた。その後、管理法の改正案の意見募集版が公表され、4月26日から5月25日にかけて医薬品業界や関係者への意見聴取が行われた。このなかで、医薬品の製造販売承認取得者(MAH=マーケティング・オーソライゼーション・ホルダー)制度について、大幅な改正が行われており、新たな規定が設けられている。
今回は、試験的に実施されているMAH制度について、その状況と今後の方向性を紹介したい。
日米欧で定着しているMAH制度は、中国でまだ導入されていない。現在、MAHの制度化に向けて法整備が進んでいる。なぜ、導入しようとしているのだろうか。その狙いは、資源配置の効率化と創薬の促進にある...
中国の第13期全国人民代表大会・常務委員会第10回会議が19年4月20日に開催され、日本の医薬品医療機器法に当たる「医薬品管理法」(以下、管理法)の改正について、審議が行われた。その後、管理法の改正案の意見募集版が公表され、4月26日から5月25日にかけて医薬品業界や関係者への意見聴取が行われた。このなかで、医薬品の製造販売承認取得者(MAH=マーケティング・オーソライゼーション・ホルダー)制度について、大幅な改正が行われており、新たな規定が設けられている。
今回は、試験的に実施されているMAH制度について、その状況と今後の方向性を紹介したい。
日米欧で定着しているMAH制度は、中国でまだ導入されていない。現在、MAHの制度化に向けて法整備が進んでいる。なぜ、導入しようとしているのだろうか。その狙いは、資源配置の効率化と創薬の促進にあると
有料会員限定
会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください
【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)
ログイン
会員登録