INTERVIEW
キッセイ薬品社長 降簱喜男
2019年6月15日号
アライアンスが仕事の要諦 屋台骨を支えてきた排尿障害改善薬「ユリーフ」のパテント・クリフに直面するキッセイ薬品。3月に提携先を通じてオーソライズド・ジェネリック(AG)を先行発売したが、6月に後発品が参入することでマイナス影響が本格化し、19年度売上高は前期比▲15.1%の614億円、営業利益は▲83.9%の10億円と厳しい見通しを示す。 一方、自社創薬に取り組みつつ、他社とのアライアンスを推進してきた。大きな期待を寄せて米ファイザーに導出した高尿酸血症・痛風薬が15年に開発中止に陥るなど、やはり一筋縄ではいかないが、成果としては高リン血症薬「ピートル」(15年11月発売)、過活動膀胱薬「ベオーバ」(18年11月発売)などを導入。今後はこれら新薬の育成に注力、さらに複数の希少疾病薬の製品化に漕ぎ着け、ユリーフ特許切れを早期に克服する戦略を描く。 ――ユリーフAGを決断する...
アライアンスが仕事の要諦 屋台骨を支えてきた排尿障害改善薬「ユリーフ」のパテント・クリフに直面するキッセイ薬品。3月に提携先を通じてオーソライズド・ジェネリック(AG)を先行発売したが、6月に後発品が参入することでマイナス影響が本格化し、19年度売上高は前期比▲15.1%の614億円、営業利益は▲83.9%の10億円と厳しい見通しを示す。 一方、自社創薬に取り組みつつ、他社とのアライアンスを推進してきた。大きな期待を寄せて米ファイザーに導出した高尿酸血症・痛風薬が15年に開発中止に陥るなど、やはり一筋縄ではいかないが、成果としては高リン血症薬「ピートル」(15年11月発売)、過活動膀胱薬「ベオーバ」(18年11月発売)などを導入。今後はこれら新薬の育成に注力、さらに複数の希少疾病薬の製品化に漕ぎ着け、ユリーフ特許切れを早期に克服する戦略を描く。 ――ユリーフAGを決断するま
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