医薬経済オンライン

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AI自動翻訳は複雑な製薬産業を救うか

国際共同開発を進める企業には「不可欠」

2019年7月1日号

 AI(人工知能)自動翻訳サービスで知られるロゼッタ(東証マザーズ上場)が武田薬品と共同でAI翻訳の共同開発を開始すると発表した。ロゼッタはAIを搭載した自動翻訳開発の専門会社。すでにAI自動翻訳「T–4OO」を開発し、ざっと3000社で導入されている。製薬業界でも導入している会社は先発品企業を筆頭に後発品企業、OTC薬企業を含め80社を超える。多くの製薬会社が利用している勘定だ。むろん、ロゼッタは民間のAI自動翻訳の第一人者である。  実は、ロゼッタは武田薬品との共同開発の前にも製薬会社との共同開発を行っている。昨年8月にはグラクソ・スミスクラインとの間で共同開発を発表し、今年1月には第一三共との間でも同様のAI翻訳の共同開発をスタートさせている。前述したようにT–4OOという超高精度のAI自動翻訳があるのに、さらに開発を進めるのはなぜか。  同社...  AI(人工知能)自動翻訳サービスで知られるロゼッタ(東証マザーズ上場)が武田薬品と共同でAI翻訳の共同開発を開始すると発表した。ロゼッタはAIを搭載した自動翻訳開発の専門会社。すでにAI自動翻訳「T–4OO」を開発し、ざっと3000社で導入されている。製薬業界でも導入している会社は先発品企業を筆頭に後発品企業、OTC薬企業を含め80社を超える。多くの製薬会社が利用している勘定だ。むろん、ロゼッタは民間のAI自動翻訳の第一人者である。  実は、ロゼッタは武田薬品との共同開発の前にも製薬会社との共同開発を行っている。昨年8月にはグラクソ・スミスクラインとの間で共同開発を発表し、今年1月には第一三共との間でも同様のAI翻訳の共同開発をスタートさせている。前述したようにT–4OOという超高精度のAI自動翻訳があるのに、さらに開発を進めるのはなぜか。  同社に

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