医薬経済オンライン

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看護学者から見た個別化医療とグローバリズム

個別化医療につながる素地をつくる⑤ デジタルヘルスで創り上げるブランド力

第24回

大阪大学大学院医学系研究科/ 公益財団法人浅香山病院 山川みやえ

2019年7月1日号

 6月15日に大阪大学と長年の学部間協定校であるフィンランドのオウル大学と共同で国際シンポジウムを開催した。場所は阪大と言いたいところだが、関西大学の梅田キャンパスにあるMeRise(ミライズ)。さすがお金と勢いのある私立大学だ。好立地でホールの設備も完璧。地方の国立大学との違いを体感してしまった。  梅田界隈には、いくつか私大のキャンパスがあるが、大阪工業大学の建物はお洒落で、大阪のど真ん中という立地も含め羨ましいと思っていた。  ただし、私大には格差が広がっているように思う。看護の領域では、雨後の筍のように私大が看護関係の医療学部を新設している。子どもが減るにもかかわらず、よくある行政の見込み違いか、何も考えてないのか、バカみたいにつくりまくっている。  こういう私大には、現役時代に何のインパクトも生み出せな...  6月15日に大阪大学と長年の学部間協定校であるフィンランドのオウル大学と共同で国際シンポジウムを開催した。場所は阪大と言いたいところだが、関西大学の梅田キャンパスにあるMeRise(ミライズ)。さすがお金と勢いのある私立大学だ。好立地でホールの設備も完璧。地方の国立大学との違いを体感してしまった。  梅田界隈には、いくつか私大のキャンパスがあるが、大阪工業大学の建物はお洒落で、大阪のど真ん中という立地も含め羨ましいと思っていた。  ただし、私大には格差が広がっているように思う。看護の領域では、雨後の筍のように私大が看護関係の医療学部を新設している。子どもが減るにもかかわらず、よくある行政の見込み違いか、何も考えてないのか、バカみたいにつくりまくっている。  こういう私大には、現役時代に何のインパクトも生み出せなかっ

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