話題の焦点
「マイクロスリープ(一瞬の寝落ち)」
2019年7月15日号
授業中やパソコン作業中など本来は居眠りご法度の場面で、ほんの一瞬カクッと意識が飛びハッをとすることがある。 誰しも経験するこの無自覚タイムは「マイクロスリープ」と称し、思いのほか大きな疲労回復効果があるという。 不眠11日間のギネス記録をもつ米国の高校生は、いよいよ眠気限界と言うときに「目を休ませたい」と言って、数秒から10秒ほど目をつぶることをしたと伝えられている。これがまさにマイクロスリープであったが、当時はうまく切り抜けたようである。 草食動物は、睡眠時いつ襲われるかもしれないが、うまくマイクロスリープを利用して脳を休ませているとみられている。 この便利な寝落ち効果も、時には極めて危険なことが。例えば、時速50キロの運転中、1秒間の発作で14メートル、5秒間で70メートルも無意識状態で進んでしまう。追突事故の重大原因事項として、とくに研...
授業中やパソコン作業中など本来は居眠りご法度の場面で、ほんの一瞬カクッと意識が飛びハッをとすることがある。 誰しも経験するこの無自覚タイムは「マイクロスリープ」と称し、思いのほか大きな疲労回復効果があるという。 不眠11日間のギネス記録をもつ米国の高校生は、いよいよ眠気限界と言うときに「目を休ませたい」と言って、数秒から10秒ほど目をつぶることをしたと伝えられている。これがまさにマイクロスリープであったが、当時はうまく切り抜けたようである。 草食動物は、睡眠時いつ襲われるかもしれないが、うまくマイクロスリープを利用して脳を休ませているとみられている。 この便利な寝落ち効果も、時には極めて危険なことが。例えば、時速50キロの運転中、1秒間の発作で14メートル、5秒間で70メートルも無意識状態で進んでしまう。追突事故の重大原因事項として、とくに研究
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