医薬経済気象台
下向く企業の景況感
―厳しさ増す海外環境―
2019年7月15日号
参院選は長期政権に飽きがきたとの見方から、与党が議席数を減らすとの予測もあったが、大きな変化はなさそうだ。「老後資金は2000万円必要」という騒動後の6月24日のNHKの世論調査では支持率が42%で6ポイント落ち込み、不支持率は34%で2ポイント上昇した。
憲法改正問題を議論したい安倍晋三首相は、衆院議席数を減らしたくない。2度にわたって延期してきた消費税再引き上げ実行の腹を固めた影響も考えて、支持率の落ち込みが衆参同日選回避の最終決断につながったことは疑いない。ところが、G20大阪サミット直後の7月1日の調査で、支持率は45%に回復し、不支持率は31%に低下、息を吹き返した。
G20大阪サミットで安倍首相は議長としての役割を大過なく終えたように見えるが、首脳宣言に反保護主義を盛り込むことはできず、成果はほぼなかった。北朝鮮問題でレガシー...
参院選は長期政権に飽きがきたとの見方から、与党が議席数を減らすとの予測もあったが、大きな変化はなさそうだ。「老後資金は2000万円必要」という騒動後の6月24日のNHKの世論調査では支持率が42%で6ポイント落ち込み、不支持率は34%で2ポイント上昇した。
憲法改正問題を議論したい安倍晋三首相は、衆院議席数を減らしたくない。2度にわたって延期してきた消費税再引き上げ実行の腹を固めた影響も考えて、支持率の落ち込みが衆参同日選回避の最終決断につながったことは疑いない。ところが、G20大阪サミット直後の7月1日の調査で、支持率は45%に回復し、不支持率は31%に低下、息を吹き返した。
G20大阪サミットで安倍首相は議長としての役割を大過なく終えたように見えるが、首脳宣言に反保護主義を盛り込むことはできず、成果はほぼなかった。北朝鮮問題でレガシーを
有料会員限定
会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください
【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)
ログイン
会員登録