会員制の医療事業の「旨味」と「弱み」
米国で活躍する著名医師を迎えたパチンコ関連会社
2019年7月15日号
少子高齢化時代の成長産業はヘルスケアしかないということらしい。今や、猫も杓子も医療事業に参入しているが、今度はパチンコ関連会社の「Nuts」(ナッツ、ジャスダック上場)が医療事業に進出した。同社はニューヨークのコロンビア大学病院メディカルセンターと提携、富裕層向けの会員制医療施設「ヴィデビムス虎の門クリニック」を東京・新橋に開業させたのである。同クリニックは、コロンビア大病院メディカルセンターで活躍する日本人移植医の加藤友朗医師と手を組み、メディカルセンターに蓄積された世界最先端の医療を駆使し「今までにない医療コンシェルジュサービス」を提供すると謳う。
都心のオフィス街にクリニックを構える
ところが、開業直前の3月下旬に「保健所を騙る不法侵入があった」と発表。警察に告発するとともに「盗聴器による会員情報...
少子高齢化時代の成長産業はヘルスケアしかないということらしい。今や、猫も杓子も医療事業に参入しているが、今度はパチンコ関連会社の「Nuts」(ナッツ、ジャスダック上場)が医療事業に進出した。同社はニューヨークのコロンビア大学病院メディカルセンターと提携、富裕層向けの会員制医療施設「ヴィデビムス虎の門クリニック」を東京・新橋に開業させたのである。同クリニックは、コロンビア大病院メディカルセンターで活躍する日本人移植医の加藤友朗医師と手を組み、メディカルセンターに蓄積された世界最先端の医療を駆使し「今までにない医療コンシェルジュサービス」を提供すると謳う。
都心のオフィス街にクリニックを構える
ところが、開業直前の3月下旬に「保健所を騙る不法侵入があった」と発表。警察に告発するとともに「盗聴器による会員情報の
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