特集・2019参院選
医療業界が笑えない「NHKをぶっ壊す」の躍進
「ワンイシュー」候補の登場で吹き飛ぶ票田
2019年8月1日号
「NHKをぶっ壊す」 間違いなく19年参院選のハイライトのひとつだろう。明確な政策対立がないまま、与野党ともに無難な結果を得た今回の選挙で、ひときわ異彩を放った「NHKから国民を守る党」のスローガンだ。 元NHK職員で、パチプロ、YouTuberという肩書きを持つ代表の立花孝志氏がワンマンでつくり上げたこの党の目標はただひとつ。受信料を払った人だけがNHKの番組を観られるようにする「スクランブル放送」の導入だ。 NHKでは不正経理や捏造行為、関連会社社員の強制わいせつ容疑による逮捕など、不祥事が多発。それでも平均給与は1780万円で、それを賄うのは受信料。テレビがあるなら1000~2000円超の受信料を払え、テレビがなくてもワンセグ携帯があれば払え、ホテルは1室ごとに払え――。そんな要求を突きつけるNHK集金人の存在の暴露や、反社勢力のような取立てを受けた全国の被害者の声を集め、...
「NHKをぶっ壊す」 間違いなく19年参院選のハイライトのひとつだろう。明確な政策対立がないまま、与野党ともに無難な結果を得た今回の選挙で、ひときわ異彩を放った「NHKから国民を守る党」のスローガンだ。 元NHK職員で、パチプロ、YouTuberという肩書きを持つ代表の立花孝志氏がワンマンでつくり上げたこの党の目標はただひとつ。受信料を払った人だけがNHKの番組を観られるようにする「スクランブル放送」の導入だ。 NHKでは不正経理や捏造行為、関連会社社員の強制わいせつ容疑による逮捕など、不祥事が多発。それでも平均給与は1780万円で、それを賄うのは受信料。テレビがあるなら1000~2000円超の受信料を払え、テレビがなくてもワンセグ携帯があれば払え、ホテルは1室ごとに払え――。そんな要求を突きつけるNHK集金人の存在の暴露や、反社勢力のような取立てを受けた全国の被害者の声を集め、国
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