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MR活動実態調査Report

マルチDTLは武田がトップ

第153回 新時代のMR活動実態調査・SMAXデータ分析

株式会社A・M・C 代表取締役社長 薬剤師 三上彰貴子

2019年8月1日号

 先日、面で受けている薬局で久しぶりに話を聞いた。直近の新薬では、「タリージェ」(第一三共)や「ロスーゼット」(MSD)が置いてあるのを見たが、医師によって、本当にすぐに新薬を試したがる先生と、周囲の状況を見るなどなかなか新薬に手を出さない先生がいると改めて実感した。 タリージェに関しては、発売前に「リリカ」(ファイザー)が増員して説明会などに注力していたようであるが、リリカでとくに問題が見られない、安定していると思われる患者にもタリージェを試す医師もいた。2週間処方になるにもかかわらずだ。その理由は割愛するが、薬局に低用量まで準備するように言ってどんどん処方をする医師もいれば、もちろんこの新薬にかかわらずすべてが発売1年以上経ってからという医師もいる。著者がMRをしていた時代にはそのような医師の処方パターンや志向性をまとめていたが、そこまでは...  先日、面で受けている薬局で久しぶりに話を聞いた。直近の新薬では、「タリージェ」(第一三共)や「ロスーゼット」(MSD)が置いてあるのを見たが、医師によって、本当にすぐに新薬を試したがる先生と、周囲の状況を見るなどなかなか新薬に手を出さない先生がいると改めて実感した。 タリージェに関しては、発売前に「リリカ」(ファイザー)が増員して説明会などに注力していたようであるが、リリカでとくに問題が見られない、安定していると思われる患者にもタリージェを試す医師もいた。2週間処方になるにもかかわらずだ。その理由は割愛するが、薬局に低用量まで準備するように言ってどんどん処方をする医師もいれば、もちろんこの新薬にかかわらずすべてが発売1年以上経ってからという医師もいる。著者がMRをしていた時代にはそのような医師の処方パターンや志向性をまとめていたが、そこまでは難

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