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OBSERVER

厚生労働省医薬・生活衛生局長・樽見英樹

2019年8月15日号

薬機法改正は市場を魅力的にする――保険局長就任から1年で医薬・生活衛生局長に就任しました。樽見 保険局長時代にも、「ステミラック」や「キムリア」など、新薬の保険適用が話題になることがあった。新しくて有用な薬を上市して日本の医療水準の向上に結び付けるのは大変重要だということは認識していたつもりだが、いかに早く医療現場へ持っていくことが重要か、こちらに来てますます痛感している。――保険局と医薬局で違う点は。樽見 保険行政の立場では、医薬品が高額だとなると、どう抑えていくかを考えていかなければいけなかった。いわば製薬業界と顔と顔を向かい合わせる関係。保険局のときはそういうつらさを感じた。医薬局も同じような面はあるかもしれないが、より製薬業界とは患者のほうを一緒に向いて仕事ができるかなと思っている。――これまで薬事行政と関わりはありましたか。樽見 90~93... 薬機法改正は市場を魅力的にする――保険局長就任から1年で医薬・生活衛生局長に就任しました。樽見 保険局長時代にも、「ステミラック」や「キムリア」など、新薬の保険適用が話題になることがあった。新しくて有用な薬を上市して日本の医療水準の向上に結び付けるのは大変重要だということは認識していたつもりだが、いかに早く医療現場へ持っていくことが重要か、こちらに来てますます痛感している。――保険局と医薬局で違う点は。樽見 保険行政の立場では、医薬品が高額だとなると、どう抑えていくかを考えていかなければいけなかった。いわば製薬業界と顔と顔を向かい合わせる関係。保険局のときはそういうつらさを感じた。医薬局も同じような面はあるかもしれないが、より製薬業界とは患者のほうを一緒に向いて仕事ができるかなと思っている。――これまで薬事行政と関わりはありましたか。樽見 90~93年の

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