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INTERVIEW

コーディア・セラピューティクス 三宅洋

2019年8月15日号

研究の場を日本に残したい 武田薬品の元研究員だった三宅洋氏は17年11月、「コーディア・セラピューティクス」を立ち上げた。がんの治療薬の研究開発専門の創薬系ベンチャーで、臨床入りしている化合物もある。三宅氏は自身について「私は生まれつきの起業家ではない」と話すが、設立時に12億円、今年3月には30億円の資金調達に成功した。成功した理由などについて、三宅氏に話を聞いた。――武田から独立した経緯は。三宅 きっかけは武田の研究開発の再編でした。私がいたがんの創薬研究の部門はボストンに集約することに。日本は全面撤退ということです。再編の話があったのは私がこの部門の日本のトップになって1年ちょっとのとき。ようやく自分がリードできる立場になり、いろいろと変えていこうと取り組んでいる真っ最中でした。とても複雑な気持ちになりました。ただ、日本であまり成果を出せていな... 研究の場を日本に残したい 武田薬品の元研究員だった三宅洋氏は17年11月、「コーディア・セラピューティクス」を立ち上げた。がんの治療薬の研究開発専門の創薬系ベンチャーで、臨床入りしている化合物もある。三宅氏は自身について「私は生まれつきの起業家ではない」と話すが、設立時に12億円、今年3月には30億円の資金調達に成功した。成功した理由などについて、三宅氏に話を聞いた。――武田から独立した経緯は。三宅 きっかけは武田の研究開発の再編でした。私がいたがんの創薬研究の部門はボストンに集約することに。日本は全面撤退ということです。再編の話があったのは私がこの部門の日本のトップになって1年ちょっとのとき。ようやく自分がリードできる立場になり、いろいろと変えていこうと取り組んでいる真っ最中でした。とても複雑な気持ちになりました。ただ、日本であまり成果を出せていなか

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