営業本部長に聞く
大日本住友製薬 小田切斉
2019年8月15日号
MR減員は必要ない、自己適性を伸ばしてほしい――御社では売上高に占める長期収載品の割合が2割を超えていますが、どのようにお考えですか。小田切 最近では新薬開発を中心とする製薬企業で長期収載品事業を切り離す動きも加速するなか、当社の立場を問われることも少なくありません。答えとしては、長期収載品が現状でも医療現場や患者さんから評価されて使用され、収益に一定の貢献もある以上、現段階で切り離すことは考えていません。もちろん現在ほど医療現場で使用されなくなり、収益にも貢献しなくなった場合は話は別です。――18年度業績は減収減益、19年度業績見通しはほぼ横ばいという点についての評価は。小田切 当社の場合、過去数年で見ると、既存薬の効能追加や販売提携による新規導入薬などはありましたが、自社創製の新薬を上市できていません。新薬開発を担う製薬企業としては致し方ない結果...
MR減員は必要ない、自己適性を伸ばしてほしい――御社では売上高に占める長期収載品の割合が2割を超えていますが、どのようにお考えですか。小田切 最近では新薬開発を中心とする製薬企業で長期収載品事業を切り離す動きも加速するなか、当社の立場を問われることも少なくありません。答えとしては、長期収載品が現状でも医療現場や患者さんから評価されて使用され、収益に一定の貢献もある以上、現段階で切り離すことは考えていません。もちろん現在ほど医療現場で使用されなくなり、収益にも貢献しなくなった場合は話は別です。――18年度業績は減収減益、19年度業績見通しはほぼ横ばいという点についての評価は。小田切 当社の場合、過去数年で見ると、既存薬の効能追加や販売提携による新規導入薬などはありましたが、自社創製の新薬を上市できていません。新薬開発を担う製薬企業としては致し方ない結果だ
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