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医薬経済気象台

景気は秋から下降局面へ

―動向指数は大幅低下―

2019年9月1日号

 内閣府が発表した6月の景気動向指数は落ち込んだ。景気の現状を示す一致指数は100.4、前月比3.0ポイントの大幅低下だった。消費税増税が実施された14年4月の4.9ポイント低下以来、5年2ヵ月ぶりの大幅な落ち込みである。ただ、景気が悪化に転じたことを意味するものではなく、内閣府も景気の基調判断を下げ止まりと5月の判断を継続した。  景気動向指数は景気トレンドの方向を見るものだ。単月の大幅な変化には一過性要因が影響していることがあり、趨勢判断には3ヵ月後方移動平均、7ヵ月後方移動平均を加えている。今年3月に悪化判断の基準に合致したため、13年1月以来、6年2ヵ月ぶりに悪化に転じた可能性があるとしたが、4月には指数がプラスに転じ基準が下げ止まりに適合したため判断を変更した。5月も指数がプラスだったため下げ止まりを継続、6月で3ヵ月連続の下げ止まり判断となった...  内閣府が発表した6月の景気動向指数は落ち込んだ。景気の現状を示す一致指数は100.4、前月比3.0ポイントの大幅低下だった。消費税増税が実施された14年4月の4.9ポイント低下以来、5年2ヵ月ぶりの大幅な落ち込みである。ただ、景気が悪化に転じたことを意味するものではなく、内閣府も景気の基調判断を下げ止まりと5月の判断を継続した。  景気動向指数は景気トレンドの方向を見るものだ。単月の大幅な変化には一過性要因が影響していることがあり、趨勢判断には3ヵ月後方移動平均、7ヵ月後方移動平均を加えている。今年3月に悪化判断の基準に合致したため、13年1月以来、6年2ヵ月ぶりに悪化に転じた可能性があるとしたが、4月には指数がプラスに転じ基準が下げ止まりに適合したため判断を変更した。5月も指数がプラスだったため下げ止まりを継続、6月で3ヵ月連続の下げ止まり判断となった。

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