医薬経済オンライン

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機器企業の経営診断

フクダ電子

心電計を軸にした拡大が奏功 成長続き最高益算更新中

2019年9月1日号

 フクダ電子は循環器系に強みを持ち、心電計では国内のトップ企業だ。心電計を軸に医療需要の変化に対応して周辺事業へと展開してきており、現在は子会社59社、関連会社1社でグループを構成する。  経営戦略として推進してきたのは、高度医療とかかりつけ医の機能強化が進む時流に対応すること。このため、在宅医療、地域社会との連携を含めて、心電計をベースに予防・検査→治療→経過観察・リハビリテーション→在宅医療までのトータルソリューションの提供をめざし、医療機器の製品ライン整備とサービス体制の充実・強化を進めてきている。  具体的には、心電計を軸に循環器から周辺分野の検査機器の開発で品揃えを強化、これに合わせて治療機器、経過観察・リハビリの関連機器、在宅医療の関連機器の開発・事業化を進め、全国規模できめ細かいサービス体制を整備してきた。...  フクダ電子は循環器系に強みを持ち、心電計では国内のトップ企業だ。心電計を軸に医療需要の変化に対応して周辺事業へと展開してきており、現在は子会社59社、関連会社1社でグループを構成する。  経営戦略として推進してきたのは、高度医療とかかりつけ医の機能強化が進む時流に対応すること。このため、在宅医療、地域社会との連携を含めて、心電計をベースに予防・検査→治療→経過観察・リハビリテーション→在宅医療までのトータルソリューションの提供をめざし、医療機器の製品ライン整備とサービス体制の充実・強化を進めてきている。  具体的には、心電計を軸に循環器から周辺分野の検査機器の開発で品揃えを強化、これに合わせて治療機器、経過観察・リハビリの関連機器、在宅医療の関連機器の開発・事業化を進め、全国規模できめ細かいサービス体制を整備してきた。この

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