医薬経済オンライン

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支払いと結果ー医療の構造ー

投与量調整に伴う経口抗がん剤の〝浪費〟

第35回 提供する製剤用量設計による廃棄可能性の違い

2019年9月1日号

▽高額な抗がん剤ではアンプルに残った注射剤の廃棄・ロスの扱いがしばしば議論になってきた ▽しかし経口抗がん剤においても治療途中に起こる投与量調整が調剤済み製剤の未使用につながる ▽提供する用量ラインアップによって行う投与量調整は浪費の結果か、フレキシブルな対応に分かれる 【出典】  Joseph Biskupiak, et al., Quantification of economic impact of drug wastage in oral oncology medications : Comparison of 3 methods using palbociclib and ribociclib in advanced or metastatic breast cancer, J Manag Care Spec Pharma. 2019年7月  副作用に応じた投与量の調整は抗がん剤管理の要諦である。減量調整は注射剤ではアンプルの未使用分が残ることを意味し、しばしば超高額な成分の廃棄に繋がる事態が話題になる。だが、経口剤においても新た... ▽高額な抗がん剤ではアンプルに残った注射剤の廃棄・ロスの扱いがしばしば議論になってきた ▽しかし経口抗がん剤においても治療途中に起こる投与量調整が調剤済み製剤の未使用につながる ▽提供する用量ラインアップによって行う投与量調整は浪費の結果か、フレキシブルな対応に分かれる 【出典】  Joseph Biskupiak, et al., Quantification of economic impact of drug wastage in oral oncology medications : Comparison of 3 methods using palbociclib and ribociclib in advanced or metastatic breast cancer, J Manag Care Spec Pharma. 2019年7月  副作用に応じた投与量の調整は抗がん剤管理の要諦である。減量調整は注射剤ではアンプルの未使用分が残ることを意味し、しばしば超高額な成分の廃棄に繋がる事態が話題になる。だが、経口剤においても新たな

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