話題の焦点
「風疹免疫、中年男性に空白」
2019年10月1日号
子どものとき、定期の予防接種を受けたことで、9種類もの恐怖の病に罹らずに済んだ。 だが、もし不幸にして小児がんに罹ってしまうと、成人に比べより強力な化学療法を受けることで、予防接種ワクチンで得た抗体がガクンと弱体化してしまう。 再接種して免疫力を取り戻すことになるが、費用の助成は全国自治体の5%にとどまり、ほとんどが自己負担(1回約1万円)となる。 現在、予防接種の絡む病気として「風疹」が流行しており、40〜57歳の中年男性の抗体保有率が格段に低いことが判明した。昔の制度ははざまの出来事とされている。 その影響として昨年度の患者の3分の2が30〜50歳の男性であった。 厚生労働省は該当者が1610万人もいる実情を重く見て、ワクチン接種を無料で実施することとした。東京オリンピックを控えて、それまでに抗体保有率を85%に、さらに21年度末までには90%以上に引き...
子どものとき、定期の予防接種を受けたことで、9種類もの恐怖の病に罹らずに済んだ。 だが、もし不幸にして小児がんに罹ってしまうと、成人に比べより強力な化学療法を受けることで、予防接種ワクチンで得た抗体がガクンと弱体化してしまう。 再接種して免疫力を取り戻すことになるが、費用の助成は全国自治体の5%にとどまり、ほとんどが自己負担(1回約1万円)となる。 現在、予防接種の絡む病気として「風疹」が流行しており、40〜57歳の中年男性の抗体保有率が格段に低いことが判明した。昔の制度ははざまの出来事とされている。 その影響として昨年度の患者の3分の2が30〜50歳の男性であった。 厚生労働省は該当者が1610万人もいる実情を重く見て、ワクチン接種を無料で実施することとした。東京オリンピックを控えて、それまでに抗体保有率を85%に、さらに21年度末までには90%以上に引き上げ
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