医薬経済オンライン

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現場が望む社会保障制度

策定から2年過ぎた地域医療構想を考える(上)

第53回

ニッセイ基礎研究所主任研究員 三原 岳

2019年10月1日号

 団塊世代が75歳以上となる25年に向け、病床機能再編などを進める地域医療構想が策定され、2年が過ぎた。現在は地域医療構想に盛り込まれたデータや施策をもとに、都道府県や民間医療機関などで構成する「地域医療構想調整会議」(調整会議)での議論が進んでいるが、政府は検討の加速を求めている。今回から2回、地域医療構想の2年間の動向を考察する。(上)では公立・公的医療機関の役割を見直す方向性になっている点を指摘したうえで、この方法だけでは地域医療構想の実現は覚束ない点を論じる。  団塊世代が75歳以上となる25年に向け、病床機能再編などを進める地域医療構想が策定され、2年が過ぎた。現在は地域医療構想に盛り込まれたデータや施策をもとに、都道府県や民間医療機関などで構成する「地域医療構想調整会議」(調整会議)での議論が進んでいるが、政府は検討の加速を求めている。今回から2回、地域医療構想の2年間の動向を考察する。(上)では公立・公的医療機関の役割を見直す方向性になっている点を指摘したうえで、この方法だけでは地域医療構想の実現は覚束ない点を論じる。

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