医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

看護学者から見た個別化医療とグローバリズム

聞こえのいい言葉と「無意味な存在」

第27回

大阪大学大学院医学系研究科/ 公益財団法人浅香山病院 山川みやえ

2019年10月1日号

 ここ数回、個別化医療を阻む雰囲気がそこかしこにあるという話に終始していたので、愚痴っぽくなっている。元来ポジティブで長時間落ち込むことができない性質だ。ただ、ネガティブな事象のなかにポジティブな側面を見出すことに快感的な体験を持ってしまっているため、どうしようもない。  友人はほぼ固定。人と遊ぶよりも本を読んで妄想するほうが格段に気持ちのいい体験だということは幼稚園の時代からあった。父親が文学青年だったこともあり、ごく自然に「活字好き→活字があれば満足→友達の必要性を感じない→活字中毒&妄想で楽しむ」というライフスタイルができた。  読む本も微妙だったように思う。幼い頃は、定期的に新しい絵本が幼稚園から配られていたので、夢中で読んだ。最も胸を打たれたのは『どどどどど』という絵本だ。知っている人がいたら連絡をいただきた...  ここ数回、個別化医療を阻む雰囲気がそこかしこにあるという話に終始していたので、愚痴っぽくなっている。元来ポジティブで長時間落ち込むことができない性質だ。ただ、ネガティブな事象のなかにポジティブな側面を見出すことに快感的な体験を持ってしまっているため、どうしようもない。  友人はほぼ固定。人と遊ぶよりも本を読んで妄想するほうが格段に気持ちのいい体験だということは幼稚園の時代からあった。父親が文学青年だったこともあり、ごく自然に「活字好き→活字があれば満足→友達の必要性を感じない→活字中毒&妄想で楽しむ」というライフスタイルができた。  読む本も微妙だったように思う。幼い頃は、定期的に新しい絵本が幼稚園から配られていたので、夢中で読んだ。最も胸を打たれたのは『どどどどど』という絵本だ。知っている人がいたら連絡をいただきたい

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence