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2019年10月1日号

ピーナツアレルギー治療薬、初承認まで間近 FDA(米国食品医薬品局)諮問委員会は、エイミューンセラピューティクスのピーナツアレルギー治療薬「パーフォルザ」の承認を推奨した。正式承認となれば世界初のピーナツアレルギー薬。今後は食物アレルギー治療薬が続々と承認される可能性も出てくる。 これまでのようにアレルギー反応出現後に症状を治療するといった薬剤とは異なり、新薬はアレルギー反応自体を予防できるようになる。米国では、ピーナツアレルギー患者が小児だけで推計160万人おり、重篤なアレルギー反応を引き起こすリスクに日々晒されている。なかでもピーナツへの反応で死亡する人の数が最も多い。 諮問委では、有効性を7対2、安全性を8対1で承認推奨すると結論付けた。 パーフォルザは経口免疫療法剤で、一定量のピーナツ粉末を食事にふりかけて毎日摂取するよう設計した薬剤で、... ピーナツアレルギー治療薬、初承認まで間近 FDA(米国食品医薬品局)諮問委員会は、エイミューンセラピューティクスのピーナツアレルギー治療薬「パーフォルザ」の承認を推奨した。正式承認となれば世界初のピーナツアレルギー薬。今後は食物アレルギー治療薬が続々と承認される可能性も出てくる。 これまでのようにアレルギー反応出現後に症状を治療するといった薬剤とは異なり、新薬はアレルギー反応自体を予防できるようになる。米国では、ピーナツアレルギー患者が小児だけで推計160万人おり、重篤なアレルギー反応を引き起こすリスクに日々晒されている。なかでもピーナツへの反応で死亡する人の数が最も多い。 諮問委では、有効性を7対2、安全性を8対1で承認推奨すると結論付けた。 パーフォルザは経口免疫療法剤で、一定量のピーナツ粉末を食事にふりかけて毎日摂取するよう設計した薬剤で、エイ

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