「株価急落」ベンチャー2社の立ち位置
上場維持ができるか固唾のむ投資家
2019年10月1日号
「まるで台風が2度来たようなショック」という投資家もいれば、「急騰と急落の繰り返し。これだからバイオベンチャー投資は病みつきになる」と表現する投資家もいる。千葉県などに長期の大停電をもたらした台風並みの扱いにされているのは、株価が急落した東証マザーズ上場の「メドレックス」とジャスダック上場の「ラクオリア創薬」だ。
まずはメドレックス。第一三共と開発を進めていた新薬が非臨床で挫折、共同開発を中止したと8月9日に発表した。同時に初の黒字になると謳った業績予想を修正。第2四半期(累計)の経常損益が8億8400万円の赤字になると追加公表した。発表後、1月に710円を付けていた株価は400円台に急落。それどころか、投資家の間では「上場廃止になりそうだ」と取り沙汰されている。
続いて9月6日に、投資家にショックを与えたのはラクオリア創薬だ。M...
「まるで台風が2度来たようなショック」という投資家もいれば、「急騰と急落の繰り返し。これだからバイオベンチャー投資は病みつきになる」と表現する投資家もいる。千葉県などに長期の大停電をもたらした台風並みの扱いにされているのは、株価が急落した東証マザーズ上場の「メドレックス」とジャスダック上場の「ラクオリア創薬」だ。
まずはメドレックス。第一三共と開発を進めていた新薬が非臨床で挫折、共同開発を中止したと8月9日に発表した。同時に初の黒字になると謳った業績予想を修正。第2四半期(累計)の経常損益が8億8400万円の赤字になると追加公表した。発表後、1月に710円を付けていた株価は400円台に急落。それどころか、投資家の間では「上場廃止になりそうだ」と取り沙汰されている。
続いて9月6日に、投資家にショックを与えたのはラクオリア創薬だ。Meij
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