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ポケット解説

20年度改革 決着前のポイント整理

薬価制度の論点

(株)薬新 井高恭彦

2019年10月15日号

 20年度の薬価制度改革論議が年末の最終決着に向けて佳境を迎える。前回18年度改革は新薬創出・適応外薬解消等促進加算の大幅見直し、長期収載品の段階的な強制引き下げ(いわゆるG1、G2)で業界に激震が走った。その余韻が冷めやらぬまま、19年10月の消費税改定に突入。さらに21年度には毎年改定が待っている。すなわちここ数年、薬価制度改革論議は絶え間なく続き、そのスピードは速まる一方だ。20年度改革は大きな柱ははっきりしているものの、ともすると過去と現在、そして将来の関連性を見失いがちになる。  恐らく11月中旬~12月上旬までには中央社会保険医療協議会薬価専門部会の結論が出る。その前に今一度20年度改革論議の焦点、押さえておくべきポイント、その「基本中の基本」を、ここで整理しておきたい。  20年度の薬価制度改革論議が年末の最終決着に向けて佳境を迎える。前回18年度改革は新薬創出・適応外薬解消等促進加算の大幅見直し、長期収載品の段階的な強制引き下げ(いわゆるG1、G2)で業界に激震が走った。その余韻が冷めやらぬまま、19年10月の消費税改定に突入。さらに21年度には毎年改定が待っている。すなわちここ数年、薬価制度改革論議は絶え間なく続き、そのスピードは速まる一方だ。20年度改革は大きな柱ははっきりしているものの、ともすると過去と現在、そして将来の関連性を見失いがちになる。  恐らく11月中旬~12月上旬までには中央社会保険医療協議会薬価専門部会の結論が出る。その前に今一度20年度改革論議の焦点、押さえておくべきポイント、その「基本中の基本」を、ここで整理しておきたい。

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