医薬経済オンライン

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環境問題に熱心な国内製薬企業の思惑

SBTに積極対応、環境省も高い評価

2019年10月15日号

 9月下旬に開かれた国連の気候変動サミットほど注目を集めた会議はなかった。盛り上げたのは、1年間、環境問題に取り組んできたというスウェーデンの16歳の環境活動家グレタ・トゥンベリさんの登場だ。「温室効果ガスを多く輩出するから」という理由で航空機を使わず、ヨットでニューヨークに到着。国連本部では「私たちを見捨てる道を選ぶなら、絶対に許さない」と厳しい表情で迫り、多くの称賛と嫌悪を受けた。  もうひとつが10日前に就任した小泉進次郎環境相のサミット・デビューだ。各国の報道陣を前にした「セクシー」発言で話題をさらったが、具体的な対策を何も口にしなかったことから欧米のマスコミの評価は「ポエム」と辛辣だった。それでも日本のマスコミは賛否合わせて大報道。気候変動サミットを話題にしてくれた。  だが、グレタさん、パリ協定(気候変動)を...  9月下旬に開かれた国連の気候変動サミットほど注目を集めた会議はなかった。盛り上げたのは、1年間、環境問題に取り組んできたというスウェーデンの16歳の環境活動家グレタ・トゥンベリさんの登場だ。「温室効果ガスを多く輩出するから」という理由で航空機を使わず、ヨットでニューヨークに到着。国連本部では「私たちを見捨てる道を選ぶなら、絶対に許さない」と厳しい表情で迫り、多くの称賛と嫌悪を受けた。  もうひとつが10日前に就任した小泉進次郎環境相のサミット・デビューだ。各国の報道陣を前にした「セクシー」発言で話題をさらったが、具体的な対策を何も口にしなかったことから欧米のマスコミの評価は「ポエム」と辛辣だった。それでも日本のマスコミは賛否合わせて大報道。気候変動サミットを話題にしてくれた。  だが、グレタさん、パリ協定(気候変動)を離脱

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