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警備保障サービスのノウハウで開花するか

2019年10月15日号

 少子高齢化で国内市場が押し並べて縮小するなか、政府のレギュレーションも緩く、成長が期待される稀有な業界がある。警備業、なかんずく警備業務と損害保険をセットに提供する「警備保障」業界だ。いわゆるリスク社会の定着によってその守備範囲は大規模イベントや企業・社会インフラの重要施設にとどまらず、一般家庭そして最近は電子セキュリティの分野にまで及んでいる。警備保障サービスの目的も単なる犯罪の拡大防止から、犯罪の未然化・抑制へと年々深化している。このため、足元でおよそ3.5兆円とされる市場規模は25年には4兆円へと伸長するとみられている。  近代警備業のルーツは1855年に米国シカゴで誕生したピンカートン探偵社とされる。その後、19世紀末から20世紀にかけて欧州各国に民間警備会社が次々と誕生した。周知のとおり今日の米国では、警察活動の代替にとどまらず...  少子高齢化で国内市場が押し並べて縮小するなか、政府のレギュレーションも緩く、成長が期待される稀有な業界がある。警備業、なかんずく警備業務と損害保険をセットに提供する「警備保障」業界だ。いわゆるリスク社会の定着によってその守備範囲は大規模イベントや企業・社会インフラの重要施設にとどまらず、一般家庭そして最近は電子セキュリティの分野にまで及んでいる。警備保障サービスの目的も単なる犯罪の拡大防止から、犯罪の未然化・抑制へと年々深化している。このため、足元でおよそ3.5兆円とされる市場規模は25年には4兆円へと伸長するとみられている。  近代警備業のルーツは1855年に米国シカゴで誕生したピンカートン探偵社とされる。その後、19世紀末から20世紀にかけて欧州各国に民間警備会社が次々と誕生した。周知のとおり今日の米国では、警察活動の代替にとどまらず、

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