薬のおカネを議論しよう
中印の後発品工場の驚くべき内幕
第5回
医療ガバナンス研究所医師 谷本哲也
2019年11月1日号
19年9月、ドイツ・ハンブルク市で開催された第11回世界探査ジャーナリズム会議でプレゼンテーションを行った。4日間に渡り、130ヵ国から集結した1700人のジャーナリストが、最新のテーマや取材方法のノウハウ、データ分析手法を共有し、国際的なネットワークづくりを促進する会だ。 門外漢の筆者が参加することになったのは、ジャーナリズムNGO・ワセダクロニクルと医療ガバナンス研究所で共同作成したマネーデータベース「製薬会社と医師」がきっかけである。医師とジャーナリストとの共同プロジェクトは、世界的にもありそうであまりない試みだ。そこで、ワセダクロニクルの渡辺周氏、木村英昭氏の計らいで、その経緯や意義、共同作業を進めるコツなどについて、ワセダクロニクルの斎藤林昌氏と共に発表した。 我われの発表は「インサイド製薬産業」というセッション・プログラムのなかのひとつだ...
19年9月、ドイツ・ハンブルク市で開催された第11回世界探査ジャーナリズム会議でプレゼンテーションを行った。4日間に渡り、130ヵ国から集結した1700人のジャーナリストが、最新のテーマや取材方法のノウハウ、データ分析手法を共有し、国際的なネットワークづくりを促進する会だ。 門外漢の筆者が参加することになったのは、ジャーナリズムNGO・ワセダクロニクルと医療ガバナンス研究所で共同作成したマネーデータベース「製薬会社と医師」がきっかけである。医師とジャーナリストとの共同プロジェクトは、世界的にもありそうであまりない試みだ。そこで、ワセダクロニクルの渡辺周氏、木村英昭氏の計らいで、その経緯や意義、共同作業を進めるコツなどについて、ワセダクロニクルの斎藤林昌氏と共に発表した。 我われの発表は「インサイド製薬産業」というセッション・プログラムのなかのひとつだった
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